定年退職後、夫婦で焼いた「ひな人形」作陶展-三越高崎店で

龍の陶びな人形は高さ約10センチメートル。ほかの陶びな人形も大きいもので高さ約20センチメートル。100体の陶びな人形が並べられると三越高崎店の店員さんから「カワイイ」の声が。敏弘さんは「次はたくさんの動物を焼いて動物園を作ってみたい」と話している

龍の陶びな人形は高さ約10センチメートル。ほかの陶びな人形も大きいもので高さ約20センチメートル。100体の陶びな人形が並べられると三越高崎店の店員さんから「カワイイ」の声が。敏弘さんは「次はたくさんの動物を焼いて動物園を作ってみたい」と話している

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 趣味で始めた陶芸に魅せられ制作に取り組む黒澤敏弘さん、薫さん(藤岡市、TEL 0274-22-5580)が1月24日から、三越高崎店(高崎市上大類町)で「陶びな人形と器展」を行う。

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 敏弘さんは10年ほど前に陶芸と出会い、定年退職を機に陶芸を学んだ。「陶芸教室に通っていた時、『何か作りなさい』と言われ、ちょうど3月だったのでひな人形を作ったのをきっかけに、ひな人形を焼くようになった」(敏弘さん)という。

 敏弘さんの「陶びな人形」は人間をモチーフにしたものだけでなく、十二支や猫などの動物をモチーフにしたものがあり、「十二支ものは譲ってほしいという人が多いが、趣味で焼いているためそれぞれに愛着があり手放すことができない」(同)。展示会終了後これらの作品は、大切に梱包し物置にしまわれる。「物置がいっぱいになってしまったら売ることになるんですかね(笑)」(同)というが、どうしても欲しいという要望には「粘土代程度で新たに焼く」(同)方法で応えている。

 黒澤さんは昨年も同店で「陶びな人形と器展」を開催しており、4日間で約500人の来場者があった。今回は「陶びな人形」約100点のほかに器やランプシェードなどを展示する。

 開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。今月27日まで。

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