糸井重里さん、田中仁さん(JINS)らがけん引する地方再生プロジェクトのシンボル、岡本太郎さん作「太陽の鐘」の公開日が3月31日に決まった。
「太陽の鐘」は1966(昭和41)年、日本通運(本社=東京都港区)が静岡県韮山町(現伊豆の国市)に開設したレジャー施設に設置したもので、1999年の閉園以来、見ることができなかった。
「さすが岡本太郎」と思うのは独特なフォルムとその大きさ。鐘は直径1.2メートル・高さ2.4メートル・重さ2.4トン、撞木(しゅもく、鐘をつく棒)は24メートル・重さ1.5トンあり、ひとりではつけない。
設置場所は市街地の広瀬川諏訪橋下流の右岸。40メートル×6メートルのスペース。
当日は12時から完成記念イベントを行う。糸井さん、田中さん、岡本太郎記念館館長の平野暁臣さん、建築家の藤本壮介さん、山本龍前橋市長、日本通運関係者らが参加する予定で、鐘をつく。
13時からは一般の人も鐘をつける。17時まで。