横手大橋(高崎市宿横手町)から前橋市六供町にかけての県道13号線(前橋長瀞線バイパス)の街路樹「ナンキンハゼ」の白い種が「満開」だ。
ナンキンハゼはトウダイグサ科の落葉高木で、秋の紅葉から冬の白い実が美しいことから街路樹によく使われる。今年は秋の深まりとともに急に気温が下がった影響か県道13号線のナンキンハゼの紅葉が美しく、管理する前橋土木事務所に問い合わせが入るほどだったという。
花は夏に咲き、実になる。実は褐色の果皮に包まれているが、この時期になると果皮がとれて白い種子が露出する。
前橋土木事務所の担当者は「落葉樹なので人家の付近では迷惑にならないよう強剪定を行うが、それ以外の場所は適度な剪定を行いながら育てている」と話している。