9月いっぱいで引退する107系の記念入場券が10月7日、発売される。高崎駅・新前橋駅・渋川駅・水上駅・大前駅・小山駅・横川駅の大人入場券各1枚、子ども入場券各1枚、合計14枚のセット。
107系はJR東日本が初めて自社製造した車両で、クリーム・緑・ピンクのラインをパン・レタス・ハムに見立て「サンドイッチ列車」の愛称で親しまれた。
製造は1988(昭和63)年。両毛線、日光線、吾妻線などで使用されていた165系から置き換えられた。165系が急行形電車だったのに対し、乗降をスムーズに行えるようすべての座席にロングシートを採用。主電動機、補助電源装置、台車、ブレーキ制御装置、クーラーなどは165系の部品を再利用した。
今年8月、上信電鉄に2編成4車両が有償譲渡されたのに続き、10月には4編成8車両が有償譲渡される。それ以外の4車両は廃車の予定。
記念入場券の価格は1,470円。2000セット限定(券番は0~2000)。高崎駅みどりの窓口で取り扱う。初日は7時~14時まで高崎駅東口1階臨時窓口で販売する。販売期間は来年1月6日までを予定するが、売り切れ次第終了。