形式もジャンルも問わない「文学」を販売する「文学フリマ」が3月26日、前橋で開催される。群馬初。
前橋は萩原朔太郎をはじめとする詩人、映画監督の小栗康平さん、コピーライターの糸井重里さん、グンマまで広げると漫画家のあだち充さん、井口ヒロトさんなど多くのクリエーターが生まれ、住んでいる。
「文学のフリマ」で販売できるものはプロ・アマ問わず作者が「これは文学」と信じたもの。2002年からこれまでに東京・大阪・名古屋・福岡・金沢・岩手・京都で合計36回開催され、多い時には1日で4,000人を集客した。
前橋では88組が出展を予定している。
注目はミリタリーライターで、「ト・ロ・ルーニ二〇〇X年の黙示録」で小説家デビューした橋本純さん(前橋出身)が、文学フリマのために製作した「忘レ去られる神たちーー妖変奇譚抄本」や、書き下ろし作品を販売する。
このほか現代詩人の北爪満喜さん、繰腹秀平さんがそれぞれ詩と写真の本、詩集を販売する。
会場は「前橋プラザ元気21」(前橋市本2)。開催時間は11時~16時。