喫茶店「珈琲あしび」(高崎市筑縄町、TEL 027-370-4320、大和屋)が開催しているレコードコンサートが好評で、ジャズの回はキャンセル待ちが出るほど盛況だ。
【写真】アーティスティックな風貌でも知られる根岸蔵人さんと店舗内館
レコードコンサートは2014年11月に初開催し、現在までにSPレコード17回、ジャズ12回、クラシック17回と月平均2回のペースで1回定員25人、合計約1,200人を集客した。
音源はレコード。スピーカーはElectro-Voiceのパトリシアン800、アンプはパイオニア・エクスクルージブを使うなどアナログにこだわっているのが特徴で、SPレコードの回にはHMV194型(1927年、イギリス製)、HMVルミエール(1924年、同)などを使う。
開催には元日本ビクターでウッドコーンスピーカーなどの開発を手掛けた桑波田敏勝さん(北関東蓄音機倶楽部会員)、元群馬交響楽団トロンボーン奏者で現オカリナ奏者・同指導者の小田原朝雄さん、「ジャズと珈琲のクラート」(高崎市倉賀野町)店主の根岸蔵人さん、「ジャズハウス サッチモ」(長野県軽井沢町)店主の吉野和男さんらが協力している。
直近で空きがあるのは11月1日に開催する映画音楽特集「フランシスレイの世界(LPレコード)」。開催時間は14時~2時間程度。ナビゲーターは根岸蔵人さん。参加費は1人1,200円(コーヒー、スイーツ付き)。定員は25人(先着順)。予約は大和屋本部(フリーダイヤル0120-13-6911)で受け付ける。