国道50号線「女屋町」交差点近くに9月1日、カレー専門店「ラポン」がオープンした。
店主の町野浩二さんは約20年、製菓・喫茶・洋食など飲食関係の仕事をしてきた。自身が「子どもの頃に食べていた昔ながらのカレーの味を知ってもらおう」と専門店を出店した。
町野さんは家業の関係で大正時代のレシピを守るカレーを食べて育ったという。その時代のカレーは小麦粉とラードを炒めてルーを作る。辛さは控えめでとろみがあり、まろやかに仕上げるのが特長で、どことなく懐かしさを感じさせる。
店員は置かず、仕込みから接客まで一人でこなすため朝から忙しい。「お客さまから『おいしい、ああ懐かしい』と言ってもらえることが何よりうれしい。できることを精一杯やる」と意気込む。
メニューは「カレーライス」(600円)、「カレーランチセット」(680円)、「ウインナーカレー」(750円)など。営業時間は11時30分~14時、18時~20時。月曜定休。