前橋市は9月7日17時、避難準備情報の伝達に初めて「エリアメール」を使った。
エリアメールは気象庁が配信する緊急地震速報や津波情報、地方公共団体が発信する災害・避難情報などを受信できるNTTドコモの無料サービス。回線が混雑していたとしても影響を受けないのが特徴で、NTTドコモのほかAU、ソフトバンクに対応している。
今回、避難準備情報の対象になったのは赤城山南麓周辺で、エリアメールには避難所4カ所の開設準備情報もあった。
前橋市では登録者に対し災害、防犯情報を送るメールサービスとともに、今後は状況により、災害情報の伝達ツールの一つとしてエリアメールを活用していく考え。
高崎市も同様のメールサービスを行っている。エリアメールも配信できる状態にあり、緊急性が高い場合に使用するという。
エリアメールといえば2011年3月15日、蓮舫さんが内閣官房の節電啓発担当名で節電を呼び掛けたことがあり、「節電の前に知らせることがあるだろう」「こんなことに使うな」など、物議を醸した。