新年恒例の「前橋初市まつり」が1月9日、国道50号線などを会場に開催される。
「前橋初市まつり」は今から約400年前、城下に立った市に由来する歴史のあるまつりで、初市は年が明けて初めて立つ市を意味する。
だるま市の皮切り、少林山達磨寺(高崎市鼻高町)の七草大祭だるま市が1月6日~7日に開催されたが、大人の事情によりだるまの数が少ない異例の状況となった。前橋は2010年ごろまでの約800店からは減ったもののだるま店を含む350店が出店し、通りを赤く染める予定だ。
会場近くの前橋八幡宮(前橋市本2)では10時から、だるまや縁起物を供養する「お焚き上げ」が、また同宮から時代装束で市街地を練り歩く「渡御の儀」が10時30分から行なわれる。
開催時間は10時~22時。前橋市ではヤマダグリーンドーム前橋第6駐車場を無料開放し、同駐車場から交通規制区域の西の端にあたる前橋テルサまで無料シャトルバスを運行する。運行時間は9時30分~21時。