明治創業の精肉店-久々の新商品「バラカツ」発売1周年

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 コロッケやメンチなどを販売する「寺田精肉店」(高崎市鍛冶町)の「バラカツ」が11月、発売から1周年を迎えた。

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 同店は明治42年(1909年)ごろ創業し、第二次世界大戦前に食料の配給制度が導入された時にやむなく閉店。戦争が終わった後の昭和23年(1948年)に営業を再開した。精肉の販売を行っているが、コロッケなどの揚げ物が有名で、地元では「寺田のコロッケ」が店名代わりの呼び名になっているほど。普通のコロッケは1個60円で、約10年前から価格はそのまま。近所で育った人にとっては忘れられない思い出の味になっている。

 「バラカツ」は、パンに挟んだりカツ丼にしやすいようにと昨年秋に考え出された商品で、「揚げても肉がかたくならないのと、バラ肉なので価格が抑えられるのが特徴」(寺田さん=69歳)だという。大きさは約3センチメートル×約10センチメートルの長方形。1個50円と手頃な価格と食べやすさで「学校帰りの子どもにも人気」(同)だという。

 コロッケ1個60円~、メンチ1個80円~、年配者に人気のひき肉カツは1個100円から。営業時間は10時30分~18時30分。日曜定休。

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