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「閉店」創業400年で初のセール、元禄時代の「辻が花」も 高崎

1974年に同地に移転。京都の旅館を思わせる佇まいの京林高崎本店、敷地内に染め工房も

1974年に同地に移転。京都の旅館を思わせる佇まいの京林高崎本店、敷地内に染め工房も

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 京林は1598(慶長3)年、上野国高崎藩赤坂村(現在の高崎市元紺屋町)で創業。1974(昭和49)年、17代店主が現在の場所に店舗を移転した。

【写真】18代目京屋林蔵と元禄時代の辻が花の着尺

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 同店では店主は「京屋林蔵」を名乗る。18代目、向井敬又(けいすけ)さんは2010年9月、京屋林蔵を襲名した。

 創業以来初のセールはリニューアルオープンに向けたもの。18代は「日本の伝統文化の継承と、店の歴史を継承していくために老朽化した店舗をを建て直し、新たなスタートを切る」と意気込む。

 「全部売ります」という対象商品は約5000点。割引率は60~90%。元禄時代の「辻が花」380万円を120万円で販売するなど、老舗ならではの商品を求める女性が全国から詰めかけている。

 営業時間は10時~18時。閉店セールは9月30日まで。軽井沢店(長野県軽井沢町)、上野店(東京都台東区)は通常営業。

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