思い思いのロボットで「繭玉を出荷せよ」というミッションに挑む「サンデン前橋ロボコン」が8月22日、前橋総合福祉会館(前橋市日吉2)で開催された。前橋ロボコンの開催は今回で16回目。
今回は群馬県内外から史上最高となる175チーム(約430人)が参戦。生糸の生産で名を馳せた前橋にちなんだ繭玉の出荷量を競った。
こどもの部の優勝は「MOST(前橋)」で、準優勝「Wingspan(太田)」、3位に「ロボパゴス(前橋)」「マサト(前橋)」が続いた。
中学生の部は優勝「戦艦大和(監)(高崎片岡中)」、準優勝「凛5(伊勢崎あずま中)」、3位「がくしゃん(同)」「T・H(同)」。一般の部は優勝「チーム中島(前橋)」、準優勝「ロボシュート(前橋)」、3位は「らいきち(前橋)」「キングあやちゃんず(伊勢崎)」だった。
前橋市の担当者は「回を重ねて、もの作りの本質に近づいてきている。参加チームのメンバーが他のチームの工夫を見て、もの作りのヒントを得、また新たなもの作りにつなげてもらえれば」と話した。
前橋ロボコンは例年6月に参加チームを募集し、大会前の約2週間に渡り支援を行っている。