新町商工会(高崎市新町)は11月4日、「しんまち大道芸まつり」を開催する。
大道芸にはバナナの叩き売り、がまの油売り、猿回し、南京玉すだれ、ちんどん屋など古くから日本で磨かれてきた芸と、ジャグリング、クラウン、パントマイム、ワンマンバンドなどの欧米が発祥の芸とがある。同市では、「さくら祭り」(4月)、「昭和のレトロな夏まつり」(7月)でも日本系、欧米系の芸を問わず、大道芸人を多数起用し人気を集めている。
「しんまち大道芸まつり」は1995年から毎年開催されているイベントで、開催当初は行在所公園や橋場町公園など複数の会場に分かれていたが、現在はメーンストリートのいちょう並木通りを500メートルに渡って交通規制して開催しており、例年約1万人もの観客が集まる。
今回は、江戸前の切れ味のいい啖呵売りが持ち味の桜井真理子さんによるバナナのたたき売り、地元高崎が生んだアマチュアちんどん、杉浦紙工(同市飯塚町)の社長でもある杉浦座長が率いる「高崎チンドン倶楽部」のほか、猿回し、あめ細工、似顔絵描き、ジャグリング、クラウンなどが出演する。
開催時間は10時~16時。