高崎まつり最終日の8月2日、40度を超える猛暑の中、高崎の医師らで構成する「どですけ連」が阿波踊りを披露した。
高崎まつりは山車、花火、みこしを中心に2日間熱狂する。今年は延べ70万人(高崎市発表)がまつりを楽しんだ。
阿波踊りには「どですけ連」「いわびつ連」「写楽連」「みまつ連」「天喜連」が参加した。5連の「総踊り」が始まった13時15分、見上げたビルの温度計は41.5度を示していた。群馬県内では前橋と館林がニュースになることが多いが、高崎も負けていない。
男踊りの足下は足袋。足の裏にゴム引き加工を施した足袋を履くが、日が続いた上に最も気温の上がる時間帯の演技とあって、2枚重ねて履いてもぼろぼろだ。
「どですけ連」は15時、16時30分からの2回、南銀座通りでパフォーマンスを披露。年に一度の主治医の晴れ姿を見ようと駆けつけた患者から「吉川せんせ~」などの声が。
結成から15年。「どですけ連」は「踊る阿呆」の育成と「見る阿呆」の培養に取り組んでいる。