小僧寿しチェーン（本社＝東京都）直営の「小僧寿し高崎筑縄店」（高崎市筑縄町）が10月4日、リニューアルオープンした。

　小僧寿しチェーンはテークアウト専門店舗だけで全国に767店舗（FC含む）を展開している。リニューアルは直営店を中心に進められており、9月末日までに約30％にあたる112店舗がリニューアルを終えている。群馬県内にある12店舗も、筑縄店と同様に随時リニューアルを進める予定。

　新店舗の特徴は、従来のピンクやグリーンなどの淡い色調から黒や赤ベースに変更した点と、名称を「小僧寿しチェーンSushi花館」から「小僧寿し」に変更した点。同社の広報担当者は「小僧寿しブランドを再認識してもらうためにモダンな外観に変更するとともに、より高品質で安全な商品を提供できるよう店舗オペレーションも改革した」と話す。筑縄店の速水店長は「リニューアル後『明るくなった』、『小僧寿しとは思わなかった』など意外だという感想が目立つ。店舗が目立つようになったせいか利用者数、売上げともアップした。メニュー数も増えたので、選ぶのも楽しそうに見える」と。

　同社は昭和39年（1964年）の創業以来持ち帰り寿し店メーンに全国展開をしてきた。リニューアルは「40年以上の月日の流れとともに、近年では安全安心な商品を買いやすくという利用者のニーズが変化」（広報同担当者）したことに対応するためで、「どのように変わったか、立ち寄って体感してほしい」（広報同担当者）と話している。

小僧寿し