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使い捨てライターの正しい使い捨て方 前橋でごみ収集車から出火も

喫煙者が居ない家庭でも使うことの多い柄付きタイプ、5月12日の火災はこのタイプが火元とされた

喫煙者が居ない家庭でも使うことの多い柄付きタイプ、5月12日の火災はこのタイプが火元とされた

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 喫煙者がいない家庭でも冬期には使用することもある使い捨てライター、この使い捨てライターが原因でごみ収集車から出火する事故が5月12日、前橋市若宮町4丁目で発生した。

【写真】5月12日の火災の現場と現場検証

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 12日11時ごろ、若宮町4丁目からFMぐんま、群馬大学附属小学校など約30カ所で収集した不燃ごみを積んだ収集車から煙が出た。ドライバーらは消防署に通報した上で、消火器とバケツで消火活動を行ったが、車体の一部が焼けた。

 前橋消防署は現場検証の結果、出火原因を「柄の長い使い捨てライター」と発表。使い捨てライターやガスボンベによる事故は昨年度は3件、一昨年度は5件発生している。今年2月、岩神町ではごみ収集車1台が全損する火災もあった。

 使い捨てライターの分別方法は自治体によって異なる。前橋では資源ごみの日に行っている。使い捨てライターを資源と認識するのは難しい感があるが、回収の都合で決まる。

 前橋市の担当者は「自治体の決まりに合わせることが大切。『シュー』という音がしなくなるまでレバーを押してガスを出し切ってほしい」と呼び掛ける。

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