高崎少年少女発明ブラブ(高崎市末広町「高崎市少年科学館」内)のメンバーらが作製した音声案内板が3月22日、上信電鉄高崎駅(高崎市鶴見町)に設置された。
高崎少年少女発明クラブのメンバーは現在、小学4年生から中学3年までの32人。今回は上信電鉄沿線の観光などを紹介する音声案内板を作った。
プロジェクト遂行に当たり、「高崎観光サポーターズ」という架空の会社を作り、高崎市立東小学校5年の小川雅久くんが社長に就任。小川くん指揮のもと作業が進められた。
看板はたて2メートル10センチ、横1メートル80センチで、彩色を施した上に紙や粘土で作ったオブジェクトを貼った。上電の主要6駅のボタンを押すと、世界遺産の富岡製糸場、観光スポットの群馬サファリパーク、歴史的価値の高い上毛三碑など沿線の情報を聞くことができる。
ナレーションの文章、録音もメンバーで行った。小川くんは「エリアの特長や特産品などをどのように表現するかということに苦労した。調べるうち、上電沿線の良さを知った」と振り返り、「たくさんの人に実際にその場所に行ってもらえたらうれしい」と話した。