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「チョコ」をまく寺、なぜ?-前橋・大蓮寺の住職に聞きました

前橋中心市街地にある浄土宗大蓮寺の住職、蓮池光洋さん

前橋中心市街地にある浄土宗大蓮寺の住職、蓮池光洋さん

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 節分に豆ではなく「チョコ」をまく浄土宗大蓮寺(前橋市千代田3、TEL 027-231-7466)の住職、蓮池光洋さんに由来を聞いた。

【画像】住職は100~150人と言うが、今年のチョコまきに集った人は

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 節分には「鬼は外、福は内」の掛け声とともに大豆をまく。大蓮寺は「財福」「交通安全」「家内安全」「招福」「病気平癒(へいゆ)」5種類のシールを貼ったチョコレートをまく。掛け声は「福は内」だけだ。

 蓮池さんは「豆はどこでもまいているし、拾うのが大変。子どもたちにも楽しんでもらうにはチョコの方がいいのではないか」と考えたという。

 大蓮寺は前橋市の中心商店街の一つ弁天通りにある。映画やドラマの撮影に使われることの多い商店街だが、シャッターを閉めたままの店舗が目立つ。にぎわいを取り戻そうと2004年、毎月3日に「弁天ワッセ」と名付けた市を開くことに。

 2005年2月3日、蓮池さんは商店主らと相談し豆をチョコに替えた。シールを貼り祈願するチョコ3,000個。当初は子ども向けだったが徐々に大人が加わり、最近では遠方から訪れる人も増えた。

 節分の弁天ワッセには手作りの恵方巻きも並ぶ。価格はスーパーなどの3分の1ほど。来年の節分には弁天ワッセを巡ってチョコを拾ってはみてはどうか。

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