初売りの目玉、福袋が高前エリアの百貨店、大型SCともにほぼ完売したことがわかった。
福袋は高崎タカシマヤが13000個、スズラン高崎11000個、スズラン前橋11000個、イオン高崎27000個、けやきウオーク前橋が25000個を用意。百貨店は1000個程度残すも、百貨店・SCともほぼ完売との回答を得た。
各店とも売れ筋は食品とアパレルの福袋だが、百貨店では企画福袋が好調だった。
高崎タカシマヤは群馬県内の温泉と豪華な料理をセットにした宿泊福袋(3~5万円)8種類に356件の応募があった。スズランでは「アクア」「ボクシー」「ポロ」など乗用車の福袋(2,015,000円~)10個が完売した。
スズランは両店とも売上金額は非公開。高崎タカシマヤは6,580万円で、消費税アップを目前に控えた昨年を4.6%下回った。高崎タカシマヤの担当者は「景気のせいかシビアな目で選び、本当に必要なものだけを買われるお客様が多かったようだ」と話す。
けやきウオーク前橋の担当者も「景気を反映してか実のあるもの、食品に人気が集まった」と、買い物客の堅実さが印象に残ったようす。
イオン高崎は売上金額は非公開だが、前年比は110%。イオン高崎の担当者は「2006年の開業以来、毎年、前年比を上回っている。要因は専門店がそれぞれにいい福袋を用意しているから」と話した。