好天に恵まれた9月28日、「まえばし赤城山ヒルクライム2014」に27都府県から集まったサイクリストが、標高1,827メートルの赤城山頂を目指し疾走した。
スポーツ車での昨年の記録を1時間縮めたアンカンミンカン川島のコメント
群馬県では「ツール・ド・草津」(今年19回目)、「赤城山ヒルクライム」(4回目)、「榛名山ヒルクライム」(2回目)と自転車のロードレースが盛ん。
赤城山ヒルクライムは標高差1,313メートル、平均勾配6.4%、最大勾配9.4%、全長20.8キロメートルのコースで競う。
今年は3,100人が出走し、3,079人が完走した。エキスパートコース男子の1位は宮崎新一さん(埼玉県)58分17秒、女子は西尾洋子さん(茨城県)1時間16分36秒だった。
昨年、ママチャリからスポーツ車に乗り換えたアンカンミンカン(吉本興業)の川島大輔さん(みどり市)は、昨年のタイムを1時間上回る1時間59分08秒でゴールした。
ナスの着ぐるみを着てベダルを踏んだ高橋良宗さん(みなかみ町)は「富士ヒルクライムにも挑戦したが、こっちの方がかなりきつい。赤城山は強敵」、来年は2時間30分の記録を1秒でも上回る走りを目指すという。