「高崎アルゼンチンタンゴ同好会」(高崎市末広町、TEL 090-7222-6605)が10月15日、同会結成後初のアルゼンチンタンゴ練習会を開催する。
今年1月、前橋市に群馬初のプロ教師(マリオンさん、フリアンさん)が教えるアルゼンチンタンゴ教室が開講。9月には同教室をベースに「タンゴアルゼンチーノ群馬(TAG)」が設立され、TAG前橋本部教室、伊勢崎アルゼンチンタンゴ同好会、高崎アルゼンチンタンゴ同好会が所属する形になった。
TAGは「タンゴの魂(コラソン)」を表現してみないか」をテーマに、「地方におけるアルゼンチンタンゴサークルのあり方を追求していく」(TAG担当者)考え。7月には群馬会館(前橋市大手町2)で、北関東初のタンゴのダンスパーティー「グランミロンガ」を開催している。「グランミロンガ」には、東京、埼玉、長野、新潟などから約70人が参加した。
高崎アルゼンチンタンゴ同好会会長のケン・トミナガさんは「アルゼンチンタンゴの魅力は、ペアダンスの中で最も完成された美しさにある」と話す。「タンゴというとステージなどで踊る『ショータンゴ』を思い浮かべる人が多いが、当会で練習するのはブエノスアイレス周辺に暮らす一般の人たちが、日常的に楽しんでいる『サロンタンゴ』。『ショータンゴ』と違い、気軽に踊って楽しむもの」(トミナガさん)だという。
トミナガさん自身のアルゼンチンタンゴ歴は4年。以前は青梅まで練習に通っていたという。「青梅まで関越道と圏央道で1時間ちょっと。遠いと思ったことはないが、高崎で練習ができるようになったので、誰でも気軽に参加してほしい」(トミナガさん)と話している。
同会は毎週第1・第3月曜日、高崎市総合福祉センター体育館(同市末広町)で練習会を開催する。時間は19時~21時。参加には入会金1,000円、月会費3,000円が必要だが、初回のみ体験参加(無料)できる。