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減少から5年、前橋・荻窪公園のホタル復活-今週末がピーク

6月8日の荻窪公園のホタル

6月8日の荻窪公園のホタル

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 前橋の市街地から東へ約7キロメートルの場所にある「荻窪公園」(前橋市荻窪町)で幻想的なホタルの舞が見られるようになった。

園内のホタル乱舞エリア詳細図

 荻窪公園にはもともとゲンジボタルが生息していたが、2009年に行われた水路整備工事の影響で減少。2010年から地元のNPOが生息に適した環境づくりや放流に取り組み、今年はピークを前に約300匹が飛び始めた。

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 「5年目にしてやっとここまで来た」と話すNPO法人「エコ・ボランティア」代表の平田次男さん。放流した幼虫はもともと、荻窪公園にいたゲンジボタルのメスから育てたもので、8月と外敵の少ない3月とに分けて放すなど工夫を重ねて来た。

 平田さんらは自然繁殖が見られるようになった昨夏から、100匹程度の放流にとどめることに。「ホタルの生存率は3%程度のため、100匹の放流はバックアップ程度。こうして光を放っているほとんどが自然繁殖によるもの。感慨無量」と平田さん。今夏は放流を見合わせる予定だ。

 ホタルは20時ごろから飛び始める。ピークは今週末ごろと見られる。