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震災後の動物、遺伝子組み換え食品などに迫る映画-「シネマまえばし」できょうから

津波の後片付けをする中、猫との再会を果たした男性。「犬と猫と人間と 2 動物たちの大震災」は発災から600日を追っている

津波の後片付けをする中、猫との再会を果たした男性。「犬と猫と人間と 2 動物たちの大震災」は発災から600日を追っている

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 「シネマまえばし」(前橋市千代田5、TEL 027-231-8000)は8月30日から、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」(日、2013年)、「世界が食べられなくなる日」(仏、2012年)など6本を「9月映画」として上映する。

震えが止まらない犬

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 多くの人々の命と、穏やかな普通の生活を奪った東日本大震災・福島第一原発事故。多くの動物も死に、また被ばくにより放置された。「犬と猫と人間と 2 動物たちの大震災」はこうした動物に手を差し伸べるボランティア、被ばくした牛の面倒を見続ける畜産農家の視点を通して命の意味を問うもの。

 「世界が食べられなくなる日」は遺伝子組み換えと原子力というテクノロジーを「後戻りできない汚染」「すでに世界中に存在する」「体内に蓄積される」点で同じであるとし、その危険性を訴える。

 上映作品はこのほか「ニッポンの、みせものやさん」(日、2012年)、小津安二郎の「浮草」(日、1959年)、「地下室のメロディ」(仏、1963年)、「フラッシュバックメモリーズ」(日、2012年)。

 観覧料は一般=1,500円、シニア・学生・障害者=1,000円、幼児・小学生・中学生=500円。各回入れ替え制。9月8日まで。

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