高崎タカシマヤ(高崎市旭町、TEL 027-327-111)で開催中の「八代繁広-遊木家具展」が話題になっている。
遊木家具職人の八代繁広さんは、テレビ東京で先週放送された「TVチャンピオン」に出場し2位になった。稲取生まれの稲取育ちのため、流木はいつも身近にあった。流木を使って家具作りを始めたのは16年前。「自分の店(飲食店)で使うカウンターのイスを作ってみたら好評で、その後、海辺で私を使ってと語りかけてくる流木を家具にしてきた」という。
八代さんは、流木だけでなく、流木と無垢材を組み合わせた家具も作っている。「これを『遊木』とした。流木も無垢材も自然の造形美を活かすことには変わらない」(八代さん)という。流木を使っているのに和風すぎず、かといって洋風だけでもない仕上がりが特徴。
同展示会では、ダイニングテーブル、コーヒーテーブル、イスのほか、TVチャンピオンの番組内で作った球体の照明など約20点を展示している。高崎タカシマヤの担当者は「こうしたテイストの家具の展示は初めての試みだったが、たいへん好評」と話している。
価格は18,001円~350,001円。9月4日まで。