99.9%高崎ロケの映画「包帯クラブ」、スズランで衣装など展示

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 百貨店「高崎スズラン」(高崎市宮元町、TEL027-326-1111)で8月30日から、映画「包帯クラブ」(主演=柳楽優弥さん、石原さとみさん)のパネル展が開催されている。

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 「包帯クラブ」は、インターネットを通じて投稿された「傷ついたでき事」の「傷ついた場所」に包帯を巻きに行く。目的は、他人の痛みを知るため。彼らが暮らすのは関東の地方都市。天童荒太さんの原作と森下佳子さんの脚本に合う街をと、関東近郊の数十都市を調査し、堤幸彦監督が「すべてのイメージに合う街」と選んだのが高崎市だった。撮影は1月11日から始まり、高崎経済大学付属高校、矢中中学校、北小学校、高崎スズラン、観音山、市役所、高崎国立病院はじめ市内各所で、全編の99.9%が同市内で撮影された。

 高崎スズランでは、石原さとみさん扮する通称ワラ(騎馬笑美子)が、デパ地下でバイトするシーンの撮影に協力した。営業終了後19時30分に開始された撮影は深夜に及んだという。

 同展では、撮影シーンを写した写真パネルとともに、石原さんが着用した高崎スズランの地下食品売り場のユニフォーム、柳楽さんが着用したジャージが展示されている。「ワラ=石原さんは、撮影に協力した高崎ハムの商品を販売した。9月12日から開催する『大群馬展』で同商品を販売する」(高崎スズラン担当者)とも。

 入場無料。9月4日まで。映画は15日からロードショー公開される。

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