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前橋に「竪穴式住居」出現-古代米の稲わらを使い再現

しっかりした骨組みが印象的な「竪穴式住居」。前橋工科大学が設計に協力

しっかりした骨組みが印象的な「竪穴式住居」。前橋工科大学が設計に協力

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 前橋で古代米の栽培を手掛けるプロジェクトチームが、昨年秋に収穫した古代米の稲わらを使い「竪穴式住居」を作った。

後ろから見ると

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 場所はJR前橋駅から3キロほどの上川淵町の田んぼ。上川淵には8基の古墳があり、古墳にあやかって古代米の栽培を始めた。栽培に際しては地元の農家が苗作り、田植え、田の草取りに協力。収穫には、子どもから会社勤めの人など農作業の経験のない人も参加した。

 竪穴式住居作りは2009年に始めた。同チーム代表の鈴木正知さんは「古墳を知ってもらうために始めた取り組みだが、ふるさとを見直す機会になっている」と話す。

 竪穴式住居は5月の終わりごろまで展示する。

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