高崎市文化会館(高崎市末広町)で7月28日、「佐賀のがばいばあちゃん」で一躍ベストセラー作家となった島田洋七さんの講演会「夢を持て!叶わなくてもしょせん夢だから-笑顔で生きんしゃい」が開催される。主催は同市人権男女共同参画課。
「佐賀のがばいばあちゃん」は、島田洋七さんが小学1年の時に体験した、「がばい(すごい)」祖母との佐賀での暮らしを描いた自伝小説で、「がばい」祖母の人間性が話題を呼んだ。昨年6月に公開された映画では吉行和子さんが、今年1月に放映されたフジテレビ系ドラマでは泉ピン子さんが、それぞれ「がばいばあちゃん」を演じている。
同課担当者は開催の目的を「夢を持ってチャレンジすることについての島田さんの講演を通して、女性の参画、地位向上の大切さなどについてアピールし、男女平等意識の向上を図るため」と話している。島田洋七さんの軽快なトークと「がばいばあちゃん」ネタを無料で楽しめるとあって、定員を大きく上回る申し込みがあると予想される。
定員は700人。13時30分開場。入場は無料だが、同講演会への参加には往復ハガキによる事前申し込みが必要で、締め切りは7月18日。講演の内容は、手話通訳される。