飯田産業（本社＝武蔵野市）は6月16日、JR高崎問屋町駅前に建設中のマンション「センチュリー高崎問屋町」の販売価格を発表した。

　正木屋本社跡地に建設中（着工2006年12月）の地上14階建ての同マンションは、総戸数158戸（住宅＝154戸、テナント＝4戸）と、同市街地最大級の規模。販売を担当するセイクレスト（マンションギャラリー＝高崎市飯塚町、TEL 0120-158-737）の担当者は「高崎問屋町駅から徒歩11分、高崎駅から自動車で5分のアクセスと、『耐震等級2』の耐震強度が特徴で、住宅金融公庫の長期固定金利の住宅ローン商品『フラット35S』の対象にもなっている」という。「フラット35S」は、返済期間が20～35年と長く、保証料や繰り上げ返済手数料が不要などのメリットがある。

　発表された販売価格は、73.99平方メートルの2LDK+S＝1,670万円～、80.95平方メートルの4LDK＝2,190万円～で、「性能、装備はもちろん、3方が道路に面しているため日当たりもいい。ターゲットは、同市在住の30～40歳代のファミリー層が中心となるが、首都圏居住者にもアピールしていく」（セイクレスト担当者）と話している。

　同市では、高崎駅を中心にマンションの建設が進んでいる。同市役所の統計資料によると、17年度の同市街地の世帯数は10,994世帯で、前年を3.9ポイント上回った。「マンション購入者は、アパートや1戸建からマンションに移る、結婚を機に独立する、投資目的などが一般的だが、仕事都合で都内に暮らす同市の出身者が購入し、定年までは週末を過ごす家として使うなどの事例が増えている」（同市担当者）という。

　同マンションの完成は2008年3月上旬、入居開始は同年4月上旬の予定。

センチュリー高崎問屋町