3月26日から16日間にわたり開催される「第25回高崎映画祭」の上映作品と上映スケジュールが2月8日、発表された。
2009年12月~2010年12月に劇場公開された作品から選ぶベストコレクションは、洋画20作品、邦画は「ヘヴンズストーリー」(瀬々敬久監督)、「ヒーローショー」(井筒和幸監督)など受賞作品8作品に絞った。
洋画はアメリカ、フランス、スペイン、ハンガリー、ドイツ、中国、韓国、ポーランドなどに及ぶ。最も多いのはアメリカ(8作品)で、このうちの2本(「トラブル・イン・ハリウッド」「ボーダー」)がロバート・デ・ニーロ主演作品。
特集は、昨年9月に亡くなった群馬県出身の俳優、小林桂樹さんの「ここに泉あり」(1955年)、「白と黒」(1963年)など4作品を上映する「俳優・小林桂樹」と「ドイツ映画」。「ここに泉あり」は現在も高崎市で活動を続けている群馬交響楽団が誕生するまでの楽員や関係者の奮闘を描いた作品。
授賞式は高崎市文化会館(高崎市末広町)で3月27日、「ゲゲゲの女房」上映後に開催する。
チケットは、全日フリー券=1万2,000円、5作品券=4,600円、前売り鑑賞券(当日)=1,000円(1,200円)で、高崎市文化会館、チケットぴあなどのプレイガイドで取り扱う。入手が困難とされる授賞式券(1,500円)は3月12日10時から、群馬音楽センター、高崎市文化会館、高崎シティギャラリー、箕郷文化会館、新町文化ホール、榛名文化会館、吉井文化会館、チケットぴあで一斉発売する。