高崎中央銀座商店街振興組合（高崎市新紺屋町、TEL 027-322-4802）は7月8日、縁日をイメージした「昭和のなつかしレトロな夏まつり」を開催する。

　同組合は、同市鞘町、中紺屋町、寄合町、新紺屋町の60店舗が加盟している団体で、同エリアは町名からもわかるように、高崎城の城下町として栄えた歴史を感じさせる場所。

　今回のイベントでは寄合町から中紺屋町にかかるアーケード通りに、ベーゴマや竹鉄砲などの遊びを体験する「昔遊び広場」、金魚すくい、ヨーヨー釣り、綿菓子などの屋台が並ぶ「縁日広場」、バナナのたたき売り、がまの油売り、南京玉すだれなど、今では目にする機会の少なくなった「大道芸口上ショー」などのコーナーを設ける予定。同組合の担当者は「大人にとっては懐かしく、子どもにとっては楽しい夏まつりになれば」と話している。

　同イベントの一環で、同市内約20の幼稚園、保育園の園児らが作った色とりどりの「七夕飾り」をアーケードの天井から吊るす。昔懐かしいアーケードならではのこの趣向は、同市の新しい名物として認知されてきた。「七夕飾り」は、6月30日から7月26日まで楽しめる。