秋晴れの11月13日、JA前橋ちびっこ広場(前橋市富田町)で収穫祭「前橋市農業まつり」が開催され、新米や新米を使ったおにぎり、赤飯、上州牛の焼肉の無料配布、特価で売られた地元野菜、そう菜などを求める人でにぎわった。
前橋で収穫祭が開催されるようになったのは約20年前。例年、約2万人の人出がある。会場へはほとんどの人が自家用車でやって来るため臨時駐車場が用意されるが、開始時間の9時前から駐車場がいっぱいになった。
無料配布コーナーでは10時前に「ここが最終です。次の配布は11時から」となり、キャベツ、レタス、ナス、カボチャ、長ネギ、ゴボウ、サトイモ、ハクサイなど100円前後~200円前後で販売された野菜は飛ぶように売れて行った。
カキやリンゴなど果物を販売していたコーナーでは前橋産のみかんも。このみかんは奈良きん子さん(前橋市上増田町)が自宅の庭で栽培したもので、酸味が強いが味が濃い。群馬県でみかんの栽培と言えば藤岡市が知られ「北限」とも言われているが、前橋でも栽培は可能なようだ。
収穫祭は14時まで。