前橋林業土木協会が10月7日、「東地蔵林道」(安中市松井田町)に不法投棄されたゴミの収集、撤去作業を行った。
参加したのは三原工業(前橋市石倉町)、池下工業(同岩神4)、岩井土建(高崎市竜見町)、宮崎工業(同飯塚町)、大川建設(桐生市新里町)、関水土建(渋川市)の6社30人。土木会社だけあり、当日用意するものの中に「トラック」の文字も。
東地蔵林道は国有林を管理するための専用道で、一般車両の乗り入れが制限されているにもかかわらず不法投棄物が多い。「群馬森林管理署からの情報で2008年ごろからゴミが増えていると知り作業場所に選んだ」(三原工業の三原さん)。
「下見をしてあったが、実際に作業を行うと冷蔵庫、テレビなど家庭用の粗大ゴミがたくさんあった。林道などにゴミを投棄する人が増えているという話は聞いていたが、こんなにあるのかと本当に驚いた」とも。
当日は約5時間の作業で8トンのゴミを集めた。ゴミの処理費用は同協会が負担する。