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前橋・粕川産の大豆を使った「納豆」が連日完売に-加豆フーズ

「華匠」は糸の引きが強く、口に入れると臭くない「納豆の香り」が鼻腔(びくう)に抜ける

「華匠」は糸の引きが強く、口に入れると臭くない「納豆の香り」が鼻腔(びくう)に抜ける

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 9月22日から高崎スズラン(高崎市宮元町)で開催されている大群馬展に出店している納豆メーカー「加豆フーズ」(みどり市笠懸町、TEL 0277-76-3172)の納豆が連日ほぼ完売している。

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 加豆フーズは納豆専門メーカーとして1996年に創業した。物産展への出店(=小売り)は今回が3回目で、昨年9月と今年1月に開催された大群馬展では各7日間の会期中に約7,000個を売り上げた。

 同社は前橋粕川産の大豆「タキナガハ」を使った商品がメーン。タキナガハは中粒の品種で甘みが強い。同社の加藤社長は「この大豆を40~50度で約20時間かけて発酵させることにより、納豆の嫌なにおいを消し、大豆本来の香りを引き出す。これが本来の納豆の味」と胸を張る。

 メーンの商品は「華匠(かしょう)ぐんまのなっとう」(30グラム入り3個189円)。同社は現在、北海道産の大豆を使った新商品の開発も手がけており、「華匠」を産地別にシリーズ化する予定だ。

 小売りの経験がなかった同社。同展を通じ、エンドユーザーの反応を体感したことにより「手応えを感じた」加藤社長は、これからも小売りに注力する考えを示す。
 開催時間は10時~19時(最終日は15時まで)。9月28日まで。

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