水着、中元と熱い商戦が繰り広げられる中、けやきウォーク前橋(前橋市文京2)は納涼祭や花火大会向けの浴衣をモール中央にディスプレーした。同SC内ではアピタ、さが美ほか数店が浴衣を取り扱う。
アピタの目玉商品は蓄光プリントを使用した浴衣で、暗い場所で見ると浴衣の柄がキラキラ光るのが特徴。この浴衣は光るだけでなく、キシリトール加工により「さらっとクールな着心地」だという。
「キシリトール以外にも、生地の表面に凹凸があり、肌にベトッと貼り付かないものがおすすめ。今年は黒地にピンク、パープルの柄、アクセントにラメを使ったものが人気がある」(アピタ担当者)という。
浴衣・帯・げたのセットは若い女性向けには黒を基調としたゴージャスでセクシーな色気が漂う「姉系」、パステルレインボー調でかわいく華やかに演出する「姫系」、キティのコラボ浴衣などをそろえた。
1,000点以上の浴衣をそろえる専門店の「さが美」は、「明るいピンク、イエロー、ブルー、黒が人気がある」(店長の佐久間さん)。同店では、「きちんと着付けて浴衣を選んでもらう」専門店ならではの試着サービスや、同店で購入した浴衣であれば無料で着付けるサービス(要予約)、クリーニング(1着1,000円)にも対応する。
セット品の価格は1万~1万5,000円程度で、一昔前に比べ驚くほど安くなった。「和」「着物」ブームの中、花火大会や納涼祭に向け駆け込み需要も高そうだ。