群馬県議会は6月14日、ツイッターの導入を決定し、早くも同日からつぶやき始めた。都道府県議会のツイッター導入は全国初。
国内の利用者が500万人を超えたと言われるツイッター。地方公共団体では青森県庁(昨年7月)、鳥羽市議会(今年2月)、嬬恋村(4月)などが利用している。議員や政治家のユーザーも多く、群馬県では山本一太参議院議員が早い時期からのユーザーとして知られる。
政界は引退したが浜田幸一さんのツイッターは独自の目線と独特の語り口が人気を呼び、フォロワーが18万人に迫る勢いを見せる。
群馬県議会の担当者は「議会を身近なものにするためにツイッター導入が議題に上がった。議員からは『うれしい提案』『議会改革につながる』などの意見が出て満場一致で決まった」と話す。
14日の段階でツイートは11。事後報告だが「会期中の6月7日、関根議長と松本副議長が宮崎県東京事務所を訪れ、口蹄疫対策に役立ててほしいと全県議会議員から募った義援金30万円を岡村所長に手渡しました」というツイートも。
今後、本会議や各委員会の日程やインターネット中継の告知、議長選挙などの結果を速報する。