谷川岳や赤城山の名水で炊く評判の「おにぎり」-高崎「新潟おにぎり村」

南銀座通りに面する「新潟おにぎり村」。店舗面積は8坪

南銀座通りに面する「新潟おにぎり村」。店舗面積は8坪

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 おにぎり専門店「新潟おにぎり村」(高崎市檜物町、TEL 027-322-2660)のおにぎりが評判を呼び、昼時には店に入りきれない人も出るほどになっている。

心配りに頭が下がる「包装」

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 「新潟おにぎり村」は高崎出身の岡田徳男さん・恵美子さん夫婦が2000年に開店した。徳男さんは大手製薬会社に勤めていたが「前から商人になりたいと思っていた。50歳になった時、会社を辞めて高崎に戻り念願の店を開いた」(徳男さん)という。

 同店のおにぎりにはこだわりが詰まっている。「新潟産のこしひかり100%の米を谷川岳や赤城山の名水で炊き上げ、具材をたっぷり入れて型で押す。型を使うと握るよりふわふわと柔らかい食感に仕上がる。これをすし用ののりで巻く」(同)という具合だ。

 谷川岳や赤城山の名水は徳男さんがくみに行く。原材料の価格が上がった時、すし用からおにぎり用ののりに変更を試みたが「あまりにも味と香りが違うので、高いが仕方ないとあきらめた」という。

 利用客はサラリーマンや近所の住人で、南銀座通りには「昼は新潟おにぎり村でおにぎりを買って、向かいの寺田精肉店でコロッケを買って済ませることが多い」という人もいる。

 「注文を受けてから作る」を心がけているという同店。昼時には店の外で順番を待つ人の姿も見られる。価格は1個100円~160円。人気は「サケ」「焼きおにぎり」「昆布」「ツナマヨ」の順。

 営業時間は7時~13時30分。日曜・祝日定休。閉店後は徳男さんの水くみタイムとなる。

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