イオンモール高崎(高崎市棟高町、TEL 027-310-9000)は5月4日、キューブ型の粉ミルク利用者の利便性を高めようと3階のフードコートに熱めのお湯が出る「調乳用温水器」を設置した。
同SCはオープン時に授乳室「赤ちゃんルーム」に温水器を設置し、乳児連れの来店客に対応してきた。
新たに設置した温水器は従来のものより高い温度(70~80度)のお湯が出る。キューブ型の粉ミルクは粉末のものより温度が高めのお湯が必要。同SCの担当者は「従来の温水器では溶けにくいというお客さまの声が寄せられていた。食事をしながら授乳する家族連れも多いため、フードコートに設置した」と話す。
キューブ型の粉ミルクは2007年、明治乳業が開発し特許を取得。現在、「明治ほほえみらくらくキューブ」と「明治ステップらくらくキューブ」の2種類を展開している。これらの商品は携帯性に優れるだけでなく、計量の手間が省ける利便性により利用者を増やしてきた。
同SC内、サティの担当者は「計量の手間がないのも便利だが、『お出かけ』には大変便利だと思う。当店でも売れている」と話している。