世界各国のコマーシャル作品を上映する「世界のCMフェスティバル」が3月22日、群馬会館(前橋市千代田2、TEL 027-226-4850)で開催される。
世界のCMフェスティバルは1981年にフランスで始まったイベントで、現在日本国内だけでも18都市で開催されており「チケット入手が困難」という開催地もある。
前橋での開催は2年ぶり4回目。主催するMAGMA2010実行委員会のメンバーは前橋、高崎を中心に文化活動を行う社会人や学生だ。
同委員会実行委員長の六本木勇治さんは「地方都市である前橋、高崎はこうしたイベントの手応えを感じにくい地域だが、2年ぶりの開催にあたり1回目から参加しているという人から電話があり『楽しみにしている』と言ってもらった。こうした問い合わせの電話さえ初めてで、やっと地域に根付いてきたのかな」と振り返る。
当日はビル・ゲイツさん本人が出演したマイクロソフト社のCM、人気の高いキャドバリー社のチョコレートCM、「タクシードライバー」(1976年)、「ディパーテッド」(2006年)はじめ多くの作品で知られるマーティン・スコセッシ監督のショートフィルムCM、チャールズ皇太子ファミリーが出演したCM、児童労働反対キャンペーンCMなど笑えるものから考えさせられるものまで約200本を上映する。
開催時間は、昼の部=12時30分~16時、夜の部=17時30分~21時。昼夜の内容は同じで、入れ替え制。鑑賞料は、前売り=2,800円(1階席)・2,500円(2階席)、当日券=3,000円。