前橋の人気店「すってんぺ」が休業-大峯シェフは中国へ「麺修行」に

大峯さん渾身の「漆黒坦々激場麺」。コクのあるスープにタピオカを練り込んだ麺が

大峯さん渾身の「漆黒坦々激場麺」。コクのあるスープにタピオカを練り込んだ麺が

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 創作中華料理店から藤巻流「漆黒坦々激場麺」(前橋市千代田4、TEL 027-235-1110)に業態変更した旧「すってんぺ」が2月22日、休業した。

「すってんぺ」だったころの「すってんぺ」

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 「すってんぺ」は2005年に開店し、千代田町かいわいでも話題に上るほどの人気店だったが、オーナーシェフの大峯さんが藤巻将一さんの漆黒坦々激場麺に魅せられ昨年11月、専門店化した。

 漆黒坦々激場麺はこだわり抜いたスープと麺が特徴のアジアンテイストの麺で、大峯さんが「日本一おいしいラーメンを前橋で提供する」との一念で毎日仕込んでいた。

 しかし「すってんぺ」時代の常連客の中からは「漆黒坦々激場麺はおいしいが、専門店となると足を運ぶ回数が減ってしまう。『すってんぺ』があんなに評判よかったのに」と、大峯さんの心情を理解しながらも、急な業態変更に戸惑う声も聞かれた。

 大峯さんは2月22日付けのブログで、「2月22日をもって漆黒坦々激場麺を休業します。来年3月から2年間、中国の瀋陽にて中国の友人同士やラーメンの先生とともにラーメンを研究し、再び日本でさいらい亭や春夏冬屋とコラボした料理店を開業します」と意気込みをつづっている。

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