赤城山頂、大沼湖畔の「あかぎ広場」(前橋市富士見町)で2月11日、雪上でパン食い競走やグランドゴルフなどの競技を行う「雪リンピックinあかぎ」が開催される。
富士見町(旧富士見村)は1989年から「赤城山雪まつり」を開催しており、2005年から同時に「雪リンピックinあかぎ」を開催するようになった。両イベントは例年約1,000人が参加する真冬の人気イベントだ。
競技は「雪上パン食い競走」「雪上宝探し」「雪上グランドゴルフ」「雪だるま作り」があり、「雪だるま作り」以外は当日エントリー可能。定員は、パン食い競走=先着80人(中学生以下)、宝探し=先着200人(同)、グランドゴルフ=先着200人(幼児から大人まで)。
当日エントリー可能な競技のひとつ「宝探し」は、約100平方メートルの雪原に埋まった宝を探すもの。宝はガチャガチャのカプセルで、定員数と同じ200個と「当たりくじ」が入ったカプセル10個を埋める。
また、家族3人以上のチーム30組が出場する「雪だるま作り」は優勝賞金が10万円とあって人気競技になっている。例年、1月上旬に申し込みを締め切り、抽選で出場チームを選ぶ。出場権を獲得する抽選の壁を乗り越えなければならないが、来年のために雪だるま作りの様子を見ておくのもいいだろう。
大会2日前の9日、湖畔での準備から戻った富士見観光協会事務局の萩原さんは「4月並みの気温とあって道路の雪が溶けアクセスが良くなった。欲を言えば大会前に会場だけにもう少し降ってくれたら」と話している。
開催時間は10時~15時30分。各競技の受け付けは9時30分から。雪だるま作りは10時~14時の4時間以内に完成させる。