前橋出身の監督が全編群馬ロケ「エンプティー・ブルー」-「Raiji & Chips」も

「エンプティー・ブルー」のポスターの前で帆根川廣監督

「エンプティー・ブルー」のポスターの前で帆根川廣監督

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 シネマテークたかさき(高崎市あら町、TEL 027-325-1744)で9月19日、全編を群馬県内で撮影した映画「エンプティー・ブルー」(帆根川廣=ほねかわこう監督)の公開に合わせ、舞台あいさつとミニライブが行われる。

群馬で活躍中の「Raiji & Chips(ライジ・アンド・チップス)」

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 同作品は工場に勤める主人公、タカシが夢に現れる少女との不思議な交流を通して生きる希望を見つけ出すストーリー。

 帆根川監督は前橋市出身で、2003年から独学で映画を学んだ。初の長編映画初監督作品となった「エンプティー・ブルー」は全編の撮影を地元、群馬で行うとともに、挿入曲やエンディング曲に地元のロックバンド「Raiji & Chips(ライジ・アンド・チップス)」を起用した。「Raiji & Chips」は2007年、エフエム群馬が主催するアマチュアバンドコンテスト「ロッカーズ」でグランプリを獲得し注目を集めたバンドで、群馬県内を中心に活動している。

 また、同作品で夢に現れる少女を演じた長谷川葉子さんは栃木県出身だが、群馬県内の大学に在学中。モデルとして活躍してきた高崎市在住の佐々木郁子さんは同作品で映画デビューを果たした。

 同作品は今年6月に「渋谷シアターTSUTAYA」で上映されたのを皮切りに、9月から10月にかけて「シネテリエ天神」(福岡市)、「シネ・ヌーヴォ」(大阪市)などでも上映される。

 「監督から雑用係まで担当中」という帆根川監督の舞台あいさつは9月19日、14時30分~の上映後、「Raiji & Chips」のミニライブは同27日、19時~の上映前に開催する。シネマテークたかさきでの上映は9月19日~10月2日。鑑賞料は、一般=1,700円、学生=1,400円、シニア・高校生以下=1,000円。

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