コンビニエンスストア「セーブオン」（本社＝前橋市亀里町）は8月25日、「赤城食堂」（伊勢崎市曲沢町）が監修した「ハンバーグ弁当」（268円）を発売した。

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　赤城食堂は創業29年の食堂で、良心的な価格と味、メニューの豊富さで人気の店。今回のコラボ企画は7月に始まり、トントン拍子で発売に至った。

　しかし、赤城食堂のメニューにハンバーグはない。セーブオンは利用者の要望を受け、低価格弁当に「ハンバーグ弁当」を加える予定があった。「今までのハンバーグ弁当そのままではなく、アレンジを加えたメニューにしたかった。バイヤーから『ソースを変えてみては』という意見が出た。それならば『秘伝のたれ』で知られる赤城食堂はどうか」（セーブオン担当者）ということに。

　赤城食堂の秘伝のたれは、「マーボーラーメン」（750円）や「カツ丼」（700円）に使われている「甘だれ」。たれの味をダイレクトに味わえる「甘だれキャベツ」（350円）という、キャベツの千切りに秘伝のたれを掛けたメニューもある。

　赤城食堂の小倉知栄子さんは「ソースやケチャップに甘だれを加え、ハンバーグに合うようにアレンジした。甘じょっぱい味が食欲をそそるはず」と話す。

　セーブオンでは268円の低価格弁当を6種類発売しており、「各種類が全店で1日に5～7個出ている。人気のハンバーグに赤城食堂監修のソースという組み合わせのため、各店1日10個以上の販売を想定している」（同）という。

　セーブオン、赤城食堂とも「赤城食堂の味を、赤城食堂とセーブオン、それぞれで楽しんで」と利用を呼びかけている。

　赤城食堂の営業時間は11時30分～14時30分、17時～12時。木曜定休。