JR東日本高崎支社は、JR高崎駅から「高崎白衣大観音」(高崎市石原町)をはじめとする名所旧跡を巡る観光タクシー「駅から観タクン高崎」のゴールデンウィークの利用増に期待を寄せている。
「駅から観タクン高崎」はJR東日本高崎支社、高崎駅構内ハイヤー組合、関東運輸局群馬運輸支局、高崎観光協会、高崎市観光課が、観光客を増やす目的で、4月1日にスタートした。
駅前のタクシー乗り場からタクシー観光ができる「駅から観タクン」サービスは、東日本では新潟県や山形県などで実施しているが、関東地方では高崎が初。
コースは通年=3コース、季節限定=2コースあり、各コースとも時間は約2時間で、通年コース=1台5,800円、季節限定コース=1台6,000円の定額制。
コースには名所旧跡のほかに、ジェラートで知られる「長坂牧場」(鼻高町)、ラスクの「ガトーフェスタハラダ」(新町)、シュークリームの「たまご市場 卵太郎」(下里見町)、自家焙煎(ばいせん)コーヒーの「大和屋」(筑縄町)など話題の店も組み込んだ。
JR東日本高崎支社の担当者は「年間の利用目標は1,000台。割安で便利なタクシー観光で首都圏からの誘客を図りたい」と、GWの利用増に期待を寄せる。
「駅から観タクン高崎」のチケットはJR東日本高崎支社管内(一部除く)のみどりの窓口、びゅープラザで取り扱っている。