JR高崎駅東口のヤマダ電機「LABI 1 高崎」(高崎市栄町)で2月28日、秋間梅林(安中市)など群馬県の梅のPRイベント「ぐんま三大梅林オープニングキャンペーン」が開催される。
群馬県は古くから梅を生産しており、和歌山県に次いで全国2位の生産高を誇る。そのほとんどは、秋間梅林、榛名梅林(高崎市)、箕郷梅林(同)の3カ所が生産している。
ぐんま三大梅林のキャンペーンを開催するのは「ぐんま三大梅林振興会議」で、西部県民局高崎行政事務所や高崎市、安中市の観光課などの共同体。同会議は昨年春には「イオンモール高崎」(同市棟高町)で、土用の丑(うし)の日にはJR高崎駅西口でPRキャンペーンを開催した。
今回、オープニングキャンペーンの会場に「LABI 1 高崎」を選んだことについて、担当者は「県内各地からの集客を誇る同店でイベントを開催することにより、今までより多くの人に情報を発信できると考えた」と話す。
三大梅林には例年、一足早い花見を楽しみながら、梅干や地元の野菜などを求める約40万人もの観光客が訪れる。花の見ごろは3月上旬がピークだが、他の2カ所より標高の高い榛名梅林では3月中旬がピークのため、3月15日に「第18回榛名の梅祭り」を開催する予定だが、「暖冬の影響で花は1週間~10日ほど早まりそうな気配」(同担当者)だという。
ぐんま三大梅林オープニングキャンペーン当日は、ぐんまちゃん、たか丸、安中観光キャンペーンレディらが、梅の切り枝(900本)、ぐんま三大梅林ポストカード(600組)、ミニ高崎だるま(200個)などを配布。直売コーナーでは梅干、梅ジュース、梅ジャムなど、三大梅林の名産品を販売する。
開催時間は10時~16時。会場はLABI1 高崎内4階ラビゲート。