群馬県のPR拠点「ぐんまちゃん家」（中央区銀座5、TEL 03-3546-8511）で2月11日から、「第49回全群馬近代こけしコンクール」で受賞が決まった37作品が展示される。「近代こけし」はろくろ引きの人形で、原型は昭和20年代に宮城県で誕生した。群馬県内には約50人の近代こけし作家がいる。

経済産業大臣賞を受賞した今村亜希子さんの作品

　同コンクールには創作こけし、新型こけし、木地玩具の3部門299作品の応募があり、2月5日の審査会で、内閣総理大臣賞＝関口東亜さん（創作こけし）、経済産業大臣賞＝藤川和美さん（同）・今村亜希子さん（新型こけし）ら各賞が決まった。

　群馬県庁1階「県民ホール」で今月10日まで、受賞作品を含む全作品を展示している。展示時間は9時～18時（最終日は17時まで）。

　県民ホールでの展示終了後、受賞作品のみ「ぐんまちゃん家」に移し、展示を行う。展示期間は11日～14日で、時間は10時30分（初日は13時）～19時30分（最終日は17時）。受賞作品予約販売の申し込みも受け付ける。