高崎市内2店舗、玉村町1店舗で昨年12月1日から開催されていた「Oneテーブルギャラリー(OTG)」に出展した作家の作品が好評で、中には十数点の作品が売れ、作品を補充した店もあったことがわかった。
OTGはショップ内に設置したテーブルや棚などに作家の作品を展示し、話題づくり、知名度アップを図るほか、販売することでショップと作家双方の収益を目指すプロジェクト。必ず売り上げにつながる保証はないが、今回参加した店舗、作家はこのコラボ企画に賛同し、店頭に作品を並べた。
今回初登場の陶芸家、マゼキナ・ナターリヤさん(ウクライナ出身、吾妻郡在住)の作品を扱った「TODOKORO」(高崎市檜物町)の外処さんは「12月はプレゼント需要が多かったため作品の動きが良かった。高崎前橋経済新聞などで開催を知ったマゼキナさんのファンも足を運んでくれた」と振り返る。
今年1月、高崎市菅谷町から前橋市内に移転した「QUADROPHENIA(クアドロフェニア)」(前橋市小相木町)の登丸さんは「移転を挟んでの開催だったので展示できない期間もあったが、会期が2カ月あったので、興味のある人が何度か来店してくれるなど良かったと思う」と話す。
次回の開催日程は未定。