熊よけの犬が生んだ4匹の子犬-高崎の陶芸家が里親を募集

佐藤さんの工房の犬のえさは佐藤さんの焼いた器で。子犬たちも佐藤さんの作品でミルクを飲み始めた

佐藤さんの工房の犬のえさは佐藤さんの焼いた器で。子犬たちも佐藤さんの作品でミルクを飲み始めた

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 須恵器の第一人者、佐藤けいさん(高崎市倉渕町、TEL 027-378-4108)、ゾウなど動物の焼きもので知られる浅見めぐみさん(同)が工房で生まれた4匹の子犬の里親を探している。

「ピッピ」と「マリ」に似ている親犬を見る

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 佐藤さんの工房には3匹の犬がいる。佐藤さんは「うちの犬はね、熊よけ」と事も無げだが、木々の生い茂る深い谷を見下ろすと、熊が出ても不思議はない風景だ。

 子犬は11月下旬に生まれた。白、黒、茶、こげ茶、どれも丸々と太り元気な様子。佐藤さんは「親は1匹が茶色(メス)で、もう1匹が黒(オス)。生まれたのは4色。きっとそれまでにいろいろな血が混じっていたのだろう」という。

 最近、ペットショップでミックス犬をよく見かけるようになった。ミックス犬は一般的な雑種とは異なり、血統の明らかな別の種類の犬の掛け合わせを意味する。佐藤さんの工房の犬は雑種だが親犬(メス)が、皇太子殿下と雅子様が東宮御所の敷地内で拾われ、可愛がっておられる「ピッピ」と「マリ」によく似ている。

 佐藤さんは「かわいいが7匹は飼えないので、誰かもらって」と呼びかけている。子犬を親犬から離せるようになるのは1月下旬ごろの見込み。

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