創作中華料理「すってんぺ」(前橋市千代田4、TEL 027-235-1110)の冬の名物料理「海鮮豆乳鍋」が今シーズンも話題を呼び、昨年末だけで約200人前出たことがわかった。
海鮮豆乳鍋はカニ、エビ、ホタテ、カキなどの海鮮と、葉ニンニク、ハクサイをはじめ旬の野菜をXOジャン、サーチャージャン、ゴマなどで味と香りを付けた豆乳を使って煮込む鍋で、2005年のオープンから冬期限定メニューのひとつとして提供している。
店長の大峯さんは「担々麺のスープに牛乳を混ぜ『牛乳担々麺』を試作したが、サラサラになり過ぎたため豆乳を使ってみた。いいかんじになり、試作を重ねるうち『豆乳担々麺』にさまざまな具を加えてみたら『鍋』になった。提供し始めた当初はいまひとつ人気がなかったが、口コミで広まり人気メニューになった」と海鮮豆乳鍋誕生秘話を明かす。
「ポイントは葉ニンニク」(大峯さん)という一押し食材の葉ニンニクはニンニクの新芽で、ニンニクの茎と違って柔らかく、香りがよく、栄養価が高いのが特徴。同店では海鮮豆乳鍋のほかに「麻婆豆腐」や「麻婆春雨」にも葉ニンニクを使用している。
4回目のシーズンを迎えた今期の海鮮豆乳鍋、「毎シーズン見直し、バージョンアップしてきた。今年の海鮮豆乳鍋は昨年とはひと味もふた味も違うものになっており、ザスパ草津の植木監督は10月下旬、2日続けて食べに来てくれた」(同)という。
海鮮豆乳鍋は1人前1,800円(要予約)。海鮮豆乳鍋を含んだ3,000円の宴会料理コース(要予約)もある。宴会は30人程度まで。海鮮豆乳鍋は2月下旬ごろまで。
営業時間は11時30分~14時、17時~22時。日曜定休。