アマチュアちんどん「厩橋CHINDON倶楽部」に昨年11月、新人が入部したことがわかった。
新人は4人で、このうち3人は11月8日、元気プラザ21(前橋市本2)で開催された「第6回アマチュアちんどん競演会in前橋」に飛び入り参加した「にわかチンドン」でデビューした春山綾奈さん(高崎経済大学付属高校2年)、橋爪陽子さん(美容師)、船橋聖一さん(教員)。もうひとりは同競演会の参加チームを先導したプラカードガール、岡部美紀さん(会社員)。
春山さんと橋爪さんは中学時代に吹奏楽部に所属しており、「厩橋CHINDON倶楽部」ではトランペット、サックスを担当する。経験はあるものの「演奏曲目の中には楽譜のない楽曲があり、ちょっと苦戦している」(春山さん)と苦笑い。
船橋さんは東京・浅草の老舗ちんどん専門店で大枚をはたき「ちんどん太鼓」(17万円)を購入。ベリーダンスの太鼓の演奏経験を持つ岡部さんは「ゴロス」と呼ばれるちんどん用小太鼓にチャレンジしている。
新メンバーを迎え、同倶楽部の北原会長は「平均年齢が一気に下がった。ちんどんを通して多くの人とふれ合いながら演奏を楽しんでほしい。成長が楽しみ」と新人の活躍に期待を寄せる。
これで「厩橋CHINDON倶楽部」のメンバーは16~70歳、総勢18人になった。