四万温泉協会は4月1日、高崎市街地の「さやもーる」で、「たかさき桜まつり」のイベントの一環として「源泉掛け流し足湯」のサービスを実施した。
四万温泉は、「四万の病の効く」のいわれからその名が付いたとされる、歴史のある温泉。当日は4トンのタンクローリーで、「四万たむら」が使用している源泉を運び、群馬県産の杉で作った足湯用の湯船に、タンクローリーから源泉を流し続けた。湯船の脇では、群馬交響楽団のバイオリニスト2人による演奏も行われ、バイオリンの調べを聴きながらの足湯となった。
この日、足湯を楽しんだ人は約250人で、一様に「気持ちよかった」と話していた。同協会の宮崎事務局長は「中には、30分以上つかっていた外国人もいた。同市での『四万足湯』のイベントは、今回で5回目。常連の参加者もいるほどの人気」と話している。
同協会は昨年9月から、「東京駅-四万温泉」間の直行高速バスの運行を開始したことでも注目を集めている。バスは現在、毎日上りと下り各1便を運行中。